睡眠時無呼吸症候群の検査や治療法は?治るためには実は枕が重要!?

睡眠時無呼吸症候群 検査 治療法 治る 枕
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睡眠時無呼吸症候群は、その名前の通り睡眠の途中で呼吸が止まってしまう病気です。

実は私の母がこの睡眠時無呼吸症候群で、昔ふたりで旅行に行った時に私が眠れずスマホをいじっていた横で母がイビキをかいて寝ていたのですが…。

突然あれほどかいていたイビキがピタッと止まって、呼吸が止まってしまったのです。

慌てて鼻の下に手を当てるも、息をしていないので焦りました。

しかし10秒を過ぎたあたりで何事もなかったかのように呼吸が再開したのでとりあえずは様子を見ていたのですが、なんと一晩の睡眠中に33回も呼吸が止まっていたのです!

そこで母を引きずるように病気へ連れて行くと・・・

睡眠時無呼吸症候群と診断がついたのでした!

今回は身内の経験をもとに睡眠時無呼吸症候群を検査する方法や治療について、そして予防法として枕が重要だということを詳しくご紹介していきます。

 

睡眠時無呼吸症候群の原因とは?

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実は、睡眠時無呼吸症候群とひとくちに言っても2種類の原因によるものがあるのです。

 

気道が圧迫されて呼吸が止まるタイプ

睡眠時無呼吸症候群のおよそ9割を占めるこのタイプは、主に肥満の人が多いと言われています。

それはなぜかというと、脂肪で上気道が圧迫されてしまうため睡眠の時の無意識な呼吸がうまくできなくなってしまうのです。

また扁桃腺が腫れやすい人も喉が圧迫されて、呼吸がしにくくなって睡眠時無呼吸症候群の症状が出やすいとされています。

 

呼吸を司る中枢神経に異常があるタイプ

睡眠時無呼吸症候群の中でもかなり稀なタイプではありますが、呼吸をコントロールする神経がうまく働かなくなることが原因になります。

主に心肺機能が低下している人は、半数近くの割合でこのタイプの睡眠時無呼吸症候群を発症しやすいと言われています。

 

睡眠時無呼吸症候群の症状とは?

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睡眠時無呼吸症候群になると睡眠中に、本来なら規則正しい呼吸によって脳に酸素が行き渡るのが十分な量が供給されなくなります。

そのため、睡眠中以外でも日中にも体の不調を感じる場合が多いのです。

では寝ている時、起床時、活動時の3つの時間帯に分けて、睡眠時無呼吸症候群の症状を見ていきましょう。

病院で詳しい検査をする前段階として、参考になるかもしれません。

 

睡眠中の症状

睡眠中で一番睡眠時無呼吸症候群の症状として多いのは、いびきです。

いびきをかいていたと思ったら、突然呼吸が止まります。

時にはそのせいでむせてしまったり、寝汗をかいてしまったりすることもあります。

呼吸が止まるので当然眠りが浅いため、何度か夜中にトイレに起きる場合も少なくありません。

 

いびきについて気になる方はこちらも合わせてご覧になってみて下さい。

いびき対策!原因と防止・治療法〜いびきをかかない方法とは?〜

 

起床時の症状

いびきをかいているということは、口呼吸になってしまっているということです。

そのため、起きた時に口が渇いていたり声がかすれたりします。

また、睡眠中に十分な呼吸ができなかったせいで脳にしっかり酸素を供給できなくなります。

そのため睡眠時無呼吸症候群は起床時でも体や頭が重たかったり、睡眠不足だと感じたりすることが多いのです。

 

活動時の症状

睡眠時無呼吸症候群により呼吸が頻繁に止まることで眠りが浅くなるので、日中も強い眠気を感じます。

だるさや疲れが取れなかったり、集中しなければならないときにできなかったりして仕事などに支障をきたします。

 

睡眠時無呼吸症候群の検査方法とは?

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睡眠時無呼吸症候群かどうかを検査するには、まずは医療機関に相談するところから始まります。

では簡単な検査と本格的な検査、2段階に分けておこなわれるので、順番に見ていきましょう。

 

簡易検査

簡易検査は病院から医療機器を借りて自宅で血中酸素濃度などを調べる検査です。

睡眠中に十分な呼吸ができていれば、血中酸素濃度は一定に保たれるはずなのですが…睡眠時無呼吸症候群の場合は血中酸素濃度が低い傾向にあるのです。

また、いびきの音や呼吸の状態などから気道が狭くなっていないか調べる簡易検査もあります。

どちらも寝ている間に終わる検査なので、手軽に受けることができます。

 

精密検査

一方、簡易検査で睡眠時無呼吸症候群の所見が出た場合には、精密検査をおこなう必要がでてきます。

精密検査は病院に一泊して睡眠の質について徹底的に調べるものです。

いびきの音や口や鼻からの空気の流れはもちろん、心肺機能などについても調べていきます。

睡眠中の脳波もチェックしていきますので、呼吸が止まっているときに脳に何が起こっているのかも調べることができるのです。

こちらの精密検査も寝ている間に検査は終わりますので、痛みなどの嫌なことは一切ありません。

ただ病院に一泊しなければならないということで、仕事との兼ね合いをつけていかなければならないということが問題点として挙げられます。

 

睡眠時無呼吸症候群の治療はどんなものがある?

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睡眠時無呼吸症候群には専門的な治療法が3つあり、症状の重さなどによって治療方法は異なります。

これらは医療機関で相談したのち、おこなうことができる治療法となります。

 

CPAP(シーパップ)療法

睡眠時無呼吸症候群の治療としてはポピュラーなもので、鼻にマスクをつけて睡眠中に常時酸素を送り続けるという治療法です。

上気道が開くので命に関わるような症状が改善されていき、CPAP治療の比較実験では重症の睡眠時無呼吸症候群患者の心筋梗塞や脳卒中の発現が減少したのです。

治療しなかった場合は重篤な病気のリスクが30%だったのに対して、CPAP治療をした場合には20%以下にリスクが減っています。

ただマスクの装着にコツがいるので、1日入院をしてマスク装着の練習も兼ねて試験的に治療をおこなうこともあります。

 

マウスピースの装着

症状の重くない睡眠時無呼吸症候群に用いられており、歯にマウスピースを装着することで噛み合わせを矯正します。

このことで顎が過剰に閉まるのを防止して、上気道の圧迫を防ぐことができます。

重症の患者の場合には、あまり効果が見られないので自身の病気の重さをきちんと理解してからマウスピースを作ると良いですね。

治療のためのものであれば、歯科にて保険診療の対象になることがありますので、問い合わせをしてみてください。

 

手術による圧迫箇所の切除

主に小さい子どもなどで、扁桃腺が腫れやすい人に対して喉を圧迫している扁桃腺を取り去る手術を施します。

手術をするとなると、多少なりと入院が必要になったり体への負担があったりするので、よく考えてからおこなうようにしなければなりません。

扁桃腺が腫れて熱が出やすい、いびきがひどいなどの症状があれば、早めに切除しておくと楽になります。

 

睡眠時無呼吸症候群はどんな病院に行ったら良い?

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睡眠時無呼吸症候群は、単なるいびきとは全く異なる病気です。

そのため睡眠に関してのエキスパートである医師に診てもらう必要があります。

そして専門医であれば、睡眠時無呼吸症候群の検査などを適切におこなう環境が整っています。

睡眠外来や睡眠クリニックなどの看板を掲げている病院であれば、睡眠に関しての専門医がいますので探してみましょう。

睡眠外来は全国に広がっていっていますので、地方に住んでいても首都圏まで出ないといけないということはありません。

病院によっては睡眠時無呼吸症候群を専門的に扱う、呼吸などにも精通している医師がいるところもあります。

適切な診断や治療を受けるためには、専門的な知識のある医師のいる病院にかかることが大切です。

 

睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病

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睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病は、同時になることが多い病気です。

そのため睡眠時無呼吸症候群を治療していけば、生活習慣病も同時に改善していくことができるのです。

では睡眠時無呼吸症候群の治療法であるCPAP治療での生活習慣病治療について、具体的なデータとともにご紹介します。

 

高血圧

高血圧治療ガイドライン2009では高血圧と睡眠時無呼吸症候群の症状が共に出ている割合は83%という高い数値でした。

アメリカで実験された「ウィスコンシン睡眠コホート研究」では、睡眠と呼吸の関係性を一般人対象にておこないました。

その結果、睡眠時無呼吸症候群である場合には2.89倍も高血圧のリスクが高まることがわかりました。

この場合は、薬でなかなか血圧を下げることができない薬物抵抗性の高血圧であることが多いので厄介なのです。

 

冒頭お話しした母も実は高血圧で病院に通っているひとりです。

この実験結果を見ると、やはり睡眠時無呼吸症候群は高血圧と密接な関係があるといえそうですね。

 

糖尿病

睡眠時無呼吸症候群と糖尿病(生活習慣病であるII型)との関係性は、実はまだ解明されてはいません。

しかし健常人に比べて4倍も、糖尿病リスクが高まるということは明らかになっているのです。

睡眠時無呼吸症候群では脳に酸素が供給される量にムラがあるので、糖の代謝をおこなうインスリンの抵抗性が悪化してしまいます。

このことで、糖尿病になりやすい体の状態が作られてしまうのです。

 

脳卒中

日本人の三大死因のひとつである脳卒中ですが、3年間睡眠時無呼吸症候群の重症患者を調べて健常人と比較したところ、なんと脳卒中や脳梗塞に3.3倍もなりやすいということがわかりました。

また睡眠時無呼吸症候群は慢性的な睡眠不足になりやすく、日中の集中力が低くなることから回復までに時間がかかってしまうこともあります。

また、脳卒中での死亡率も睡眠時無呼吸症候群を患っている人の方が高くなっているので、場合によっては命に関わるということですね。

 

睡眠時無呼吸症候群は枕が重要!?

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睡眠時無呼吸症候群には枕が重要なのには2つの理由があります。

 

枕の高さで気道を確保できる

枕が高すぎたり低すぎたりすると、首が圧迫されてしまって気道が狭くなってしまいます。

気道が狭くなることでいびきの原因となり、呼吸に悪影響が出ることがあるのです。

いびき改善専用の枕なら気道を確保できる設計になっていますので、気になる方はいびき改善専用の枕を一度試してみるのがおすすめです。

うちの母はこちらがお気に入りです。


 

横向きで寝るために活用できる

睡眠中の呼吸をスムーズにするには、横向きで寝ることが推奨されています。

 

実際に日本人の実に43%が横向きで寝ると言われています。

個人的には仰向けの人がもっと多いと思っていいたので驚きでしたが、実は横向きねは東洋医学の世界では最も理にかなった寝方とされています。

 

横向き寝について気になる方はこちらもご覧になってみて下さい。

43%が横向き寝の日本人!肩が痛い人は横向き寝に合った枕で改善!

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まとめ

睡眠時無呼吸症候群 検査 治療法 治る 枕

睡眠時無呼吸症候群の検査や治療の方法、そして枕が重要だということをお話ししてきました。

睡眠時無呼吸症候群の検査は簡単にできるものと精密検査に分けられ、そこで診断がついたら治療がスタートします。

治療はCPAP治療がメインで、マウスピースや外科的手術を場合によっておこなっていきます。

 

睡眠時無呼吸症候群は命に関わる生活習慣病とも関係があるので、やはりきちんと治療をしていくことが大切なのです。

枕が重要だということもわかりましたが、これは気道を確保するためと横向きに寝やすくするためです。

睡眠時無呼吸症候群は無意識のうちに起こる怖い病気だということを、しっかり認識していきましょう。

 

本日も最後までご覧頂きありがとうございます。

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