寝過ぎてしまう過眠症!症状や原因と治し方は?

寝過ぎてしまう 過眠症 原因 治し方
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一般的に良く知られている不眠症とは逆で、眠れないのではなく寝すぎてしまう症状を過眠症と言います。

寝すぎたことで頭がボーッとして

  • うまく日中に活動ができない
  • やる気が起きない

といった症状が出てきてしまう厄介な状態です。

過眠症の場合は、原因や治療法はどのようなことが挙げられるのでしょうか。

そこで今回は、過眠症の原因やチェック方法、治療法や気になるうつ病との関係についてもご紹介します。

 

過眠症の種類・原因と症状とは?

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過眠症の原因として主に3つのタイプの疾患が隠れていることがあります。

どれも頻度としては低いものですが、若いうちから発症するものが多いのが特徴です。

 

 ナルコレプシー

1000人に1人の割合で起こるナルコレプシーですが、なぜか日本人だけは600人に1人と割合が高いのが特徴です。

何か活動をしていても突然、強烈な眠気がやってきて寝てしまうということで「居眠り病」とも言われています。

だいたいそのときの睡眠時間は数十分でおさまりますが、2~3時間したらまた眠気が襲ってくる場合が多いです。

特に緊張状態におちいったときに、強烈な睡魔が襲ってくることが多いようです。

 

 特発性過眠症

夜は何の問題もなく眠りにつくことができて、他の人に比べて長めの睡眠時間を取っているにもかかわらず更に昼間寝てしまうという症状です。

ナルコレプシーとの見分け方は、総睡眠時間の長さです。

ナルコレプシーは数十分で覚醒しますが、特発性過眠症の場合は非常に長く眠ってしまうのが特徴です。

目覚めても頭がスッキリしておらず、いつまでも寝た気がしないのが嫌な気持ちになります。

また、特発性というのは原因がわかっていないことを指すこと言葉なので詳しい原因は不明とされています。

 

 反復性過眠症

反復性過眠症は、今まで紹介した過眠症タイプの中で一番睡眠時間が長いのが特徴です。

トイレに立つくらいしか起きている時間はなく、16時間など非常に長い時間を眠り続けます。

反復性過眠症になる原因は解明されていませんが、10代男性に多いことはわかっています。

非常に長い睡眠時間を取る周期と、普通の睡眠時間の周期と繰り返すので、若いと「ちょっと疲れたのかな」と見過ごしやすい症状でもあります。

 

過眠症チェックをしてみよう!

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過眠症というのは、自覚症状として明らかに具合が悪いというようなものがありません。

そのため、実は過眠症なのに見過ごしてしまうケースも割と多いのです。

  • 昼間なのに強い眠気に襲われませんか?
  • 睡眠時間が10時間以上になっていませんか?
  • 座って読書をしていたり、人と話していても寝てしまいませんか?
  • テレビを見ながら寝てしまいませんか?
  • 人が大勢いる場所で眠ってしまいませんか?
  • 運転中に強い眠気に襲われませんか?

 

これらのチェック項目に当てはまった人は、過眠症の可能性が高いので要注意です。

特に運転中や人が大勢いる中でも寝てしまうという人は、日常生活や社会生活において支障が出てきてしまいます。

そのため早めに病院を受診して、治療をしていくことをおすすめします。

しっかり原因を特定していって、それに合った治療法を試していきましょう。

 

過眠症の治療法・治し方〜5つの予防法〜

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では過眠症の治療法としては、日常生活の中ではどのようなことをしていけば良いのでしょうか。

そこで普段の生活の中でおこなえる、早速今からでも実践できるような対策を5つ挙げてみました。

 寝具を自分に合ったものにする

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枕などの寝具が自分に合っていないと、首の角度が変わってイビキの原因にもなります。

そのことから睡眠時無呼吸症候群を引き起こしてしまい、睡眠が浅くなって過眠症の症状が出てしまうのです。

できれば枕だけでもオーダーメイドにしてもらって、首の高さが合っているものを使ってみてください。

かなり眠りの質が良くなって、日中の眠気が起こりにくくなってきます。

 

私も実はオーダメイド枕を買ってみたのですが、中身の素材も選ぶことができて毎日とても快適に眠れるようになりました。

日中の強い眠気も、少しずつ改善しているように思います。

 

 イビキの対処をする

寝過ぎてしまう 過眠症 原因 治し方

イビキをかくということは、睡眠中の呼吸がスムーズにおこなわれていないということになります。

睡眠中の姿勢であったり風邪で鼻が詰まっていたりと様々な原因はありますが、睡眠時無呼吸症候群のリスクを下げるためにもイビキへの対処はしておきましょう。

 

私の場合は、ブリーズライトを鼻に貼って呼吸をしやすくしています。

先ほどのオーダメイド枕も首を圧迫しなくなるので、イビキ対策には効果的です。

家族が言うには、あれほど頻発していたイビキがずいぶん良くなってきたとのことで安心しています。

 

 ストレスを溜めすぎない

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過眠症は心身ともに疲れているときに起こりやすいものですので、ストレスを溜めすぎずにうまく発散しながら生活していくことも大切です。

社会生活を送っている時点では、やはりなかなかストレスを回避して暮らすと言うことはほぼ不可能ですよね。

緊張感に包まれるシチュエーションも、もちろん何度か経験することと思います。

 

しかし、緊張状態に弱いという自覚がある場合には少し強引ですが、緊張状態の場数をこなして慣れさせるということも大切になります。

場数を踏むことで「今回は緊張しても眠気がこなくて大丈夫だった」と自信を持つことができるのです。

こうして、ストレスに強い心身をつくっていくことも重要です。

ただ、本当にストレスでつらいときにはもちろんおすすめできません。

しっかりと体を休めてストレスに感じることから離れることが大切です。

 

 朝の起床時間を一定にする

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どんなに寝足りないと思っても、とりあえず決まった一定の時間に体を起こすようにしてみましょう。

そしてカーテンを開けて太陽の光を浴びることが重要です。

これで自律神経の交感神経が優位に切り替わり、神経が興奮してきて行動的になるので眠気が少なくなってきます。

また睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌も毎日一定になってくるので、睡眠時間が毎日同じくらいになるというメリットもあります。

 

くれぐれも、二度寝はダメですよ!

過眠症の人は一度目が覚めたと思っても、そのまま二度寝をしてしまうことも多いのでここは気をつけましょう。

規則正しい生活習慣を送ることが、一番の治療法となるということですね。

 

 寝過ぎた自分を責めない

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過眠症で寝すぎてしまうと、どうしても自分を責めたくなってしまいませんか?

でもここは寝過ぎた自分を受け入れて、責めないようにしてください。

認知療法というのですが、自分のことを自分で受け入れることで心身のバランスを整えていくという心理療法なのです。

過眠症の症状が現れても「また明日、やってみよう!」と前向きにスルーしてみることで、意外と過眠症は鳴りを潜めていくものなのです。

 

これは次の項目で説明する、うつ病の治療法としても効果的なのです。

自信を肯定することで、否定的な気持ちから眠りに走っていた神経を他のことに移すことができます。

過眠症は、治療を始めてもすぐに治るというものではありません。

そのため、それまでは過眠症であっても自分を責めないように常に肯定的な考えで受け入れていきましょう。

 

 過眠症はうつ病と関係あるの?

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多くの人が、うつ病と聞くと夜眠れない不眠症であるというイメージを抱きます。

しかし、実はうつ病の中でも非定型うつ病と呼ばれるタイプは過眠症の症状が出てしまうのです。

非定型うつ病になりやすいのは、主に20~30代の女性です。

 

一見すると、怠けているという印象を与えてしまうために周囲から誤解されて苦しむことが多いです。

しかし、うつ病にも過眠症の症状が出る場合もあるということを頭に入れつつ、もしかしたらうつ病の傾向があるのかもしれないと疑ってみるのも重要なのです。

 

うつ病によって過眠症の症状が出てしまっている場合には、抗うつ薬などを使った投薬治療やカウンセリングでの治療が必要となってきます。

うつ病は「放っておけば治る」というレベルのものではないので、まずはきちんと心療内科や精神科に行くことが大切なのです。

 

過眠症に使われる薬とは?

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過眠症の症状が気になるとき、または自覚チェックで当てはまったときには心療内科や精神科で診察を受けます。

その際にはカウンセリングや、投薬治療がおこなわれています。

そこで過眠症に良く使われている薬を、3つ紹介していきます。

 

抗うつ薬

過眠症の症状が出やすい非定型うつ病の治療をするために、抗うつ薬を使っていきます。

一番有名なところで言えば、比較的新しい抗うつ薬のパキシルなどです。

しかし、実は不定型うつ病は抗うつ薬で治すというよりも生活改善や心理療法で治療していくほうが良いと考える医師もいます。

ただ抗うつ薬は心の不安も同時に取り除いてくれるので、やはり第一選択薬としては使われることが多いと思います。

 

 抗不安薬

緊張感が強くストレスに弱い場合には、不安感や焦燥感を抑えてくれる抗不安薬が使われることが多いです。

抗不安薬はマイナートランキライザーと呼ばれており、比較的穏やかに気持ちを安定させる薬がほとんどです。

 

また薬によってデパスのように短期間しか効果のない薬もあれば、メイラックスのように何日間か効果が続くような抗不安薬もあります。

一般的に後者の方が依存性を起こしにくいと言われています。

過眠症は、緊張状態でいきなり睡魔が襲ってくることが多いのです。

そのため早めに割と強めな効果が期待できる、デパスなどが処方されることも多くあります。

 

私の経験上、デパスはかなり即効性があると自身で感じることができるくらい、効き目が良くわかります。

しかしそれと同時に薬が切れた時の感覚もわかってしまうので、クセになりやすいと言われているのです。

 

抗精神病薬

強力精神安定剤、メジャートランキライザーなどを中心としているのが抗精神病薬です。

感情の波を穏やかにしたり、抗うつ薬の効果を高めるという作用もあります。

元は統合失調症治療のための薬ではありますが、強い緊張感や不安感を取り除いたり睡眠障害に処方されることも多くなっています。

比較的新しい抗精神病薬のエビリファイは副作用も少なくて飲みやすい薬ですが、薬に慣れるまで不眠の副作用が出る場合もあります。

 

ナルコレプシーの専用薬

普段起きていなければならない時間帯に眠ってしまわないように、中枢神経を刺激する薬を処方されます。

一昔前まではリタリンという薬が処方されていましたが、依存性が非常に強いので今はあまり見られなくなりましたね。

その代わりにモダフィニルという新しい薬が使われるようになりました。

この薬は副作用も少なく、諸外国でも多く使用されているものです。

専門医からナルコレプシーだと診断された場合のみ、処方することができる薬です。

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まとめ

寝過ぎてしまう 過眠症 原因 治し方

十分過ぎるくらいに睡眠をとっているにもかかわらず、日中強い眠気があって気づいたら意識が飛んでいることもある…。

そんな過眠症の原因や症状、治療法などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

過眠症は薬を使って治療していくという方法もありますが、基本的には生活リズムを整えてストレスの少ない生活をしていくことが重要となります。

過眠症の症状が気になるときには、早めに心療内科などに行って診察を受けて、きちんと治していくようにしましょう。

 

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みんなの睡眠では、質の高い睡眠をとっていただけるように、また睡眠の悩みを解決できるように睡眠障害や睡眠についての経験、知識を元に記事を書いています。

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